ラウル・ロサスJr.とハオニ・バルセロシュは、ともに組み技を強みとしながら、その使い方に違いがある。ロサスは構えを切り替えて距離を詰め、タックルからケージ際の持ち替え、背後のコントロールへと攻撃を連続させる。守られても次の動きへ進めることが、相手へ圧力をかける手段になる。

バルセロシュは父の指導で柔術を学び、レスリングでもブラジル代表として国際大会を経験した。組みに対応して打撃へ戻す動きと、自分から上を奪う選択肢を併せ持つ。オーソドックスからパンチをまとめる場面でも、相手が組み付く可能性を踏まえた位置取りが重要となる。

両者の対戦で見るべきなのは、タックルの成否だけではない。倒した後に打撃を加えられるか、立ち上がる相手の背中へ回れるか、守った側が離れ際に攻撃を返せるかという連続した攻防だ。得意技の名前が似ていても、その前後をつなぐ判断に個性が表れる。

選手名鑑では競技背景とスタイルを、対戦ページでは今回の相性と予定5ラウンドの予想を紹介する。バルセロシュはラオーニ・バルセロシュとも表記されるが、当サイトの新規掲載はUFC日本語公式のハオニ表記を採用する。

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