佐藤将光が体重超過のパッチー・ミックスに3-0判定勝ち RIZIN.54
8月11日(火・祝)、TOYOTA ARENA TOKYOで行われた「RIZIN.54」の第9試合で、佐藤将光がパッチー・ミックスに3R判定3-0(28-27、28-27、28-27)で勝利した。RIZIN MMAルール5分3R、61.0kg契約。
公式計量でミックスが規定体重を2.85kg超過したため、試合は条件付きで行われた。ミックスには減点2(レッドカード)が課され、ミックスの勝利は記録されない。佐藤が勝った場合のみ結果を公式記録とし、佐藤が負けるか引き分けた場合はノーコンテストとする裁定だった(RIZIN公式)。
1R、佐藤は小刻みなステップからローを当てたが、パンチで前に出たところでミックスに脇をくぐられ、バックを奪われた。ミックスは4の字ロックからチョークを狙い、佐藤は腕を引き剥がして逃れた。ミックスはその後も肩固めを狙いながら4の字ロックで佐藤を離さず、初回を終えた。2R、佐藤は左右に動きながらインカーフを当て、サウスポーのミックスのバランスを大きく崩した。コーナーへ押し込まれる場面もあったが、こらえて抜け出し、インカーフでさらにダメージを与えた。3R、ミックスは佐藤のインカーフを読んでタックルを合わせ、テイクダウンからサイドについた。佐藤は下から細かくパンチを返し、レフェリーがブレイクをかけた。スタンドに戻ると佐藤が右ストレート、左フック、インカーフを打ち、ミックスもストレートと右フックを返して試合終了となった(RIZIN公式)。
試合後のマイクで佐藤は「分かりにくい試合をしてごめんなさい」と観客に語り、「自分自身はまた出直します」と締めくくった(RIZIN公式)。試合後インタビューでは「(相手の)レッドカードがなければ負け」と振り返っている。一方のミックスは「体重超過がなければ勝っていた内容」と語った(RIZIN公式インタビュー)。
当サイトの試合前(7月26日)の予想は、佐藤52%・3R判定勝ち。勝者・決着方法・ラウンドはいずれも的中した。予想ではミックスのバック奪取とチョークを最大の脅威とし、佐藤が序盤の組みをしのげるかを焦点に挙げていた。実際に1Rにはバックを奪われてチョークを狙われたが、佐藤はこれを逃れ、2Rはインカーフで流れを引き寄せた。一方、3Rについて「ミックスのタックルを切って打撃へ戻す時間を増やす」とした想定は外れ、ミックスにテイクダウンを許した。この試合はミックスの体重超過による減点2と条件付きの裁定のもとで行われており、採点は3者とも28-27だった。通常の条件を前提にした接戦予想が、そのまま確かめられた試合ではない。なお、予想は試合前の時点のもので、結果を知ったうえで書き換えていない。
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