吉成名高が左ハイキックでマスドールを2R TKO、アトム級ムエタイ王座2度目の防衛 ONE SAMURAI 4
10月17日(土)、東京・有明アリーナで行われた「ONE SAMURAI 4」のコーメインイベント(第9試合)で、ONEアトム級ムエタイ世界王者の吉成名高がリファディン・マスドールに2R 0分58秒、左ハイキックによるTKOで勝利し、2度目の防衛に成功した(ONE公式)。
マスドールは前日計量でリミットを通過できず、試合は5R・118.6ポンド(53.8kg)の契約で行われた。勝敗にかかわらず王座は名高が保持し、マスドールが勝っても王座は移動しない条件だった(ONE公式)。
1R、名高は重く精度の高い攻撃を繰り出した。マスドールも右ハイキックから回転バックハンドブローへつなぐ連続技で、名高のバランスを崩す場面を作った。マスドールが左フックで踏み込んだ瞬間、名高が左フックのカウンターを合わせてダウンを奪い、マスドールはカウント8を聞いた。名高も鼻から出血した。2R、名高はマスドールの右の蹴りをキャッチし、続く回転バックハンドブローもかわして、カウンターの左ハイキックを当てた。マスドールは倒れたあと立ち上がったが、レフェリーが試合を止めた(ONE公式)。
名高はこの勝利で連勝を43に伸ばし、パフォーマンスボーナス1500万円を獲得した。試合後には「まだまだ自分は改善できることがある。ムエタイをずっとやっていて、その面白さをONEを通じて伝えたい」と語った(ONE公式)。
当サイトの試合前(9月30日)の予想は、名高77%・5R判定勝ち。勝者は的中したが、決着方法とラウンドは外れた。予想では、序盤はマスドールが前に出て圧力をかけ、名高が距離とカウンターでそれを受け流し、中盤以降にミドルキックと首相撲で差を広げるとみていた。実際には名高が1Rに左フックのカウンターでダウンを奪い、2Rも相手の攻撃をかわしてから左ハイキックで仕留めた。相手の攻撃を外して打ち返すという名高の強みは予想どおりだったが、その精度が判定を待たずに試合を終わらせるところまで届いた。予想で焦点とした「4R以降にマスドールの前進の速さと手数が落ちるか」は、試合が2Rで終わったため確かめられなかった。なお、予想は試合前の時点のもので、結果を知ったうえで書き換えていない。
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