10月24日(日本時間25日)、アラブ首長国連邦アブダビのエティハド・アリーナで行われた「UFC 333」のメインイベントで、UFC世界フェザー級王者アレクサンダー・ヴォルカノフスキーが挑戦者モフサル・エフロエフに2R 4分54秒、パウンドによるTKOで勝利し、王座を防衛した(UFC公式)。ヴォルカノフスキーはパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトに選ばれた(UFC公式)。プロ20戦全勝・UFC10連勝で挑んだエフロエフは、21戦目で初めて敗れた。

1R、エフロエフはヴォルカノフスキーの詰めに合わせてシングルレッグやダブルレッグで何度も倒したが、ヴォルカノフスキーはそのたびにすぐ立ち上がった。MMAPLANET、ゴング格闘技はこのラウンドをエフロエフが取ったとみている。2R、エフロエフは組んでバックに回る場面を作ったが、離れた後の打ち合いでヴォルカノフスキーの右から左が当たり始めた。終盤、ケージを背負ったエフロエフに右、右アッパー、左フック、右ストレートを当てて効かせ、崩れたところを寝かせてハーフガードからパウンドを連打。頭を抱えたまま動けなくなったエフロエフを見て、レフェリーが試合を止めた(MMAPLANET、ゴング格闘技)。

38歳のヴォルカノフスキーは試合後、「エフロエフが無敗なのには理由がある。素晴らしい相手だった。尊敬しているけど、フィニッシュできて良かった」と語った(MMAPLANET)。ゴング格闘技によると、この勝利でヴォルカノフスキーはジョゼ・アルドを抜き、UFCフェザー級で最多となる通算9度目の王座戦勝利を挙げた。試合前からインフルエンザで体調を崩していたことも明かした。エフロエフは「彼はまるで上質なワインみたいだ。歳を重ねるごとにより強くなり、より良くなる」「彼はまさに伝説だ」と王者をたたえた(ゴング格闘技)。

当サイトの試合前(10月1日)の予想は、エフロエフ53%・5R判定勝ちで、勝者・決着方法・ラウンドのすべてが外れた。予想では、エフロエフが中盤以降にテイクダウンとトップコントロールで優位を広げるとみていた。実際に1Rはエフロエフの組みが機能したが、ヴォルカノフスキーは倒されてもすぐに立ち上がり、長く抑え込まれる時間を作らせなかった。予想はヴォルカノフスキーの勝ち筋も「組みを切り続けて打撃の量で上回る判定」として描いており、2Rに打撃で倒し切る展開は想定していなかった。なお、予想は試合前の時点のもので、結果を知ったうえで書き換えていない。

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出典:UFC公式 UFC 333 大会ページ / MMAPLANET 試合レポート / ゴング格闘技(Yahoo!ニュース)